我らが日本でも、シー オー エス ケー イー エル、という合い言葉がだんだんと市民権を得てまいりました。いつも温かく応援してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。COSKEL UNIVERSITYというブランドの命名については、
以前の『トリニ語』コラムで触れておりますが、元々はあまりいい意味でなかったのが、CUの成長とともに、逆説的に『かっこいい』の形容詞に変化してきましたのは嬉しい限りです。
さて、ご質問をたまにいただきますのでちょこっと触れてみます。『コスケル』ですが、カタカナの通りの発音で結構でございます。ただ、アクセントにちょっと注意なのでございます。
日本語を話される方の場合、最初の音節『コ』、COの部分に重きを置かれる方がどちらかと言えば多くおられるのですが、トリニ語では、コス『ケル』で、KELの部分、特にEの部分にアクセントが来ます。
コスケル
と
コス
ケル
の違い、ご理解いただけますでしょうか?最初の『コス』は強調せず、さらっと軽く、むしろ平たく発音してみていただければと思います。(しかしカタカナ表記だとなんか、ださいな…………)
変な例で何なんですが、『コスプレ』(言わずと知れた、おたく用語で「コスチュームプレイ」の略ですね)と同じ音感と言えばわかりやすいでしょうか? 『コスプレ』と言ってみるつもりで、『コスケル』と言ってみてください(爆)。
もともとは、cosquelと書きますので、スペインかもしくはフランス語等、ラテン系の言語から来ている言葉と思われます。
例えば、『シャネル』も、日本と海外では発音が違いますよね。日本だと、やはり最初の音節『シャ』にアクセントがきますが、海外(本場フランスはどうかわからんのですが、アメリカ)だと、第2音節の『ネ』にきますし、しかもどっちかというと『シャネ〜ル』となりますしね。発音的には『写メール』とそっくりです(爆)。デザイナーの『ココ・シャネル』が、大げさに表記すると『コーコオ・シャネ〜ル』となるわけです。(あ、ちなみに、コスケルの場合は『コスケ〜ル』という風には決して伸ばしません!あしからず)
アイスクリームのフレーバーで、『バニラ』ってありますよね。あれも、本来は『ヴァニッラ』とか『ヴァニーラ』といった表記になり、『バ』じゃなくて『ニ』のところにアクセントをつけて言わないと英語圏では通じなかったりします。たとえば、『R』と『L』の違いとかも大事かもしれないんですけど、通じるかどうかに関しては、発音それ自体よりもアクセントって大事だなーという気がいたします。