昨日の朝、トリニダードのラジオ局96.1FMの番組内で、相方のXolaniが電話インタビューを受けました。局内の方がCoskel Universityの大ファンとのことでお話をいただきました!
インタビューでは、およそ15分間とかなりの時間を割いてくださり、Coskelの現在の活動内容、今後の展開などに関していろいろなご質問をいただきました。本当は番組の録音でもあれば良かったんですが、局のサイトが昨日から何故かずっとダウンしていて、ネット放送が中断したままで残念です(早期の復旧を望みます)。
さて、今回のインタビューで特に盛り上がったのが、CUのコレクションの中でも特に人気の高いアイテムの↓こちらについてでした。
着用しているのは、読者の皆様にはすでにおなじみ、ソカのトラックメーカーMa$tamind Productionのプロデューサーで、最近はチャットニーソカのアーティストとしてもヒットを飛ばしているあのSean Noel君です。彼もとても気に入ってくれているこのTシャツ。このショットは先のカーニバルのイベントでのバックステージでの一コマと見受けられますが、何しろ行く先々でこのTシャツの意味について質問攻めにあったとか。
今回のラジオインタビューでも、パーソナリティの方から興味津々という感じでご質問をいただき、商品開発秘話に大ウケしてらっしゃいました。その内容とは…ある時、Xolaniがかのカリプソ界の帝王マイティ・スパロウと会話していて、『カリプソとソカの違いは何か?』という話題になったところ、シラフであったのか一杯飲んでいたのか、いつもよくわからんスパロウが『そうさなカリプソを速く演奏すればソカになるさハッハッハ』などと、細かい事にこだわらない何とも御大らしい奔放というかテキトー(笑)な発言をされました。
これに納得がいかないCUクルー。『いや違うだろ』という訳で侃々諤々いろいろ論じておりましたが、筆者にも解釈を求められ『いやさソカは結局カレー風味だしょ (Soca smells like curry)』とつぶやいてみたところ、『それだ、それだよ!』ということで、あれよあれよと言う間に商品化されました(爆)。
何故ソカがカレー風味なのか?はこのブログの読者の方ならすぐピンと来たはずですね。ようわからんという方はまたここで説明すると長いですから、
拙コラムをお読みくだされ。
面白いのは、『ソカの原点=カレー風味のカリプソ』、実に言い得て妙なんですが、意外や意外、トリニダード人はそのような見方は思いつかないらしいので、灯台下暗しのようなものなんでしょうか、いや〜そう言われりゃそうだよな〜という感じで、しかもTシャツにそう言わせてるという妙なところが大ウケとなったようです。
まあ表向きのコンセプトとしてはですね、何となくソカを聴いてたらカレーの匂いがしてきて熱々のロティが食べたくなってるんです、Tシャツが。腹ペコなんです、Tシャツが。着ている本人がそう思ってるんじゃないのがミソなんです。だから、『オレはそうは思わない』という人でも安心して着用可能です。だってTシャツが勝手にそう言ってるんですから(爆)。
まあそういうちょっとドリーミィな商品だったりするわけでして。『Soca Smells Like Curry』愛称SSLCです。発売されたらぜひ一着お手元に。
で、肝心のいつ発売なのさ!?とプンスカな皆様、お待たせしていてホントすみません。単純なようなデザインですけど、まあ全てのCUアイテムがそうですが結構コダワリポイントがありまして、サンプルの試作重ねてます。真夏には世界各地で皆様(のTシャツ達)に『SSLC』とつぶやいていただければいいなっと思ってるんですが。まあCUはNYスタイルのカリビアン・カルチャーがテーマなので、季節関係なくコレクション展開していきますし、コレ何故だかとても人気があるので、たぶん定番商品化しますので、焦らずとも年間通じて入手可能となると思いますので。もうちょいお待ちください。