筆者ですが、只今、来年度の
Island People Masに参加を希望されている方々のレジストレーションのお手伝いをしていまして、登録の際に必要なインフォメーションというのがいろいろあるのですが、筆者も初めての経験なので興味深くチェックしています。せっかくの機会ですので、忘れないうちに、ここに簡単にまとめてみようと思います。今からはもちろん、もしくは再来年度の参加を考えていらっしゃる皆さんの参考になればと思います。
まずは、自分の着てみたいコスチュームを、お財布と相談しながら(爆)選びましょう。各コスチュームには、それぞれデザインに応じた名前がついていて、それがそのまま『セクション』すなわち、同じ衣装を着用したマスカレーダー(仮装した踊り子)が集まったグループ、の呼称と解釈してよいと思います。
基本的にはMasのコスチュームはオーダーメイドです。参加者(購入者)、各人の体の寸法に合わせて用意されます。従って、来年の2月に着用するものではありますが、マスバンドへ参加登録時に必ず、希望のサイズを提出するよう求められます。もちろん、一旦申し込んだら変更はまずききません。注意してサイズをチェックしましょう。
日本からの参加者にとって、混乱しやすい点としては、サイズは全て、『アメリカサイズ』&『インチ表示』で尋ねられることでしょう。日本やヨーロッパではメートル法を使用していますので、洋服や下着のサイズ表示もアメリカとは全く異なります。cmからインチへの換算が、数値を入力するだけで簡単にできるサイトがありますので、活用されるとよいかと思います:
inches to cm, cm to inches calculator
女性マスカレーダーの場合、少なくとも、『ブラのサイズ』、『ボトムのサイズ』、『ウェストバンドのサイズ』が必要です。それぞれの測り方ですが、
TRIBEのサイトに親切な案内が載っています。以下の図をご覧ください。
まず、ブラについては、アメリカのサイズ表示は、インチで計測しているため日本のものとは全く異なります。例えば、日本ではC70、D75といった表示が、アメリカではそれぞれ、32C、34Dといったサイズになります。以下のようなインポート下着のお店のページに換算表が載っていますので、参考になるかと思います:
Peach John
ランジェリー通販・STEP
インポートランジェリー・ルーセントブルー
次にボトムのサイズですが、ストレッチ性がありますので、水着のボトムと同じように考えればよいかと思います。マスバンドによって、XSサイズから取り揃えているところ、Sサイズから展開しているところ、などまちまちです。やはりアメリカサイズですので、基本的には日本のサイズより1サイズ大きめの展開と考えるべきかと思います。ただ、例外として、XSサイズがない場合は、日本のサイズ展開と同じ可能性が高いです(通常、アメリカのXS=日本のSのため)。また、バンドによっては、ローライズかハイライズか、Tバックかショートパンツか、など、各人の体型に合わせて露出度が選べます。スタンダードなのはビキニボトムです。
ウェストバンドですが、TRIBEのサイトによれば、基本的にはウェストにきっちり巻くものというよりは、ローライズで着用してビキニボトムを覆うためのものですので、腰に引っかかればよいみたいです。胴の長さによりますが、通常、おへそから3〜4インチ(7.6cm~10.2cm)下をぐるっと回ったラインを測るか、もしくは逆に、お尻の一番出っ張っているところから、3〜4インチ上をぐるっと回った位置を測ってもよいそうです。上の図を見ると、ローライズのパンティやジーンズを着用した時の、腰回りのラインという感じですね。
それから、女性マスカレーダーの場合は、『Frontline/フロントライン』か、『Backline or Regular/バックラインまたはレギュラー』かを尋ねられます。基本的に、前者は高額なほう、と考えればよいでしょう。衣装デザインは凝りに凝っていて、ヘッドピース(かぶり物)も、大きく派手なものがついてきます。フロントラインのマスカレーダーは一番目立ちますので、そのマスバンドの『顔』的な役割です。後者は、彼等の後ろに続く一般マスカレーダーになります。フロントラインよりもシンプルなデザイン、かぶり物も控えめになります。価格もかなり変わってきます。例えば、TRIBEのJab Jabというセクションでは、フロントライン716USドル、レギュラーは465USドルです(下写真・左がフロントライン、右がレギュラー)。
また、男性マスカレーダーの場合は、主に『Tシャツのサイズ』と、『ウェストのサイズ』が必要です。女性用と比べると、簡単で楽ですね。GAPやOld Navy、American Eagleなどの人気カジュアルウェアのサイトのサイズ表を見ると、自分のアメリカサイズがわかります。
その他に、支払いには、VISAやMasterなどのクレジットカードを用意しておきます。TRIBEや
Pulse 8などは内金制度をとっていますので、大抵、125〜150ドル程度を支払っておけばOKです。IPは例外で、海外からの参加の場合、全額をその場で要求されますので注意しましょう。
なお、IPは当初、Moneygramという会社の送金システムを使用予定でしたが、問い合わせが功を奏したのか、日本からのマスカレーダー向けには、
Western Unionを使う手段を用意してくれた模様です。無事に手続きができるようになっていればよいのですが。