昨日の記事で、正式な英語版プレスリリースを転載しましたが、詳しい内容をあらためてご紹介したいと思います。
去る2月に行われたトリニダード・カーニバルのメインイベント、スティールパン・オーケストラの世界最高峰を決定する大会パノラマにて、見事、優勝の栄冠を手にしたバンド『Neal & Massy TRINIDAD ALL STARS』への衣装提供で、国内外の注目を大いに集めたことも記憶に新しい
COSKEL UNIVERSITY(All Starsとのコラボについて詳しくは
こちらから)。その次なるコラボプロジェクトは、レコードレーベル、Catalystとの業務提携によるスペシャルMIX CDのリリースです。プレスリリースの発表と同時にすでに話題となっており、Toronto-lime.comでもニュース速報として取り上げられています(
こちらからご覧になれます)。
Catalyst Entertainmentは、『A Change is Coming』をモットーに、『業界唯一の女性プロデューサーとして活躍するMichelle "Miche" Williamsを擁し、NYブルックリンを拠点に新世代のソカ/カリビアン・ミュージックを発信しているレコードレーベル/音楽プロダクションです。
このMIX CDはレコード店の店頭で売られるものではなく、COSKEL UNIVERSITYの商品をお買い上げいただいたお客様全員にもれなくプレゼントされるというものです。それも、ただ普通にお渡しするのではなく、CD自体がCOSKEL商品に付属の紙タグとして扱われます。つまり、COSKELのデザインによる特別仕様の紙製ジャケットに収まったCDが、そのまま服に下がるタグとなる仕様です。
CDには、Catalystの誇るTrinity, Mr Vybeらをはじめとする、才能溢れる若手ソカ/カリビアン・ミュージックの旗手たちによる最新ヒットのほかに、Mighty Sparrow、Lord Kitchener、Shadow、Black Stalin、Calylpso Roseら大御所カリプソニアンたちによる、トリニダード・トバゴ音楽界の至宝とも言うべき、珠玉のカリプソ&オールドスクール・ソカの名曲の数々を同時収録。これまでにない、新旧の出会いが実にユニークかつエキサイティングなMIX CDとなります。その要となるミキシングを手がけるのは、東京を拠点とするソカ・サウンドクルー
Karnival Goldで活躍中の『DJ ISLA』(イスラ)さん。このMIX CDはトリニダードはポート・オブ・スペイン、NYブルックリン、そして東京のクリエイター達の才能をグローバルに結ぶプロジェクトといえます。
また、このCDには、パソコンに挿入すると、COSKELとCatalystのサイトにダイレクトにアクセスできるデスクトップ用プログラムも搭載。起動すると、各サイトから発信される最新情報が瞬時に手に入れられる仕組みです。
このプロジェクトの発起にあたって、CatalystのCEO、Damian Holderがこのように述べています:
『今回リリースされるMIX CDはいろいろなレベルで全く新しいものなんだ。COSKELとCatalystの双方がこれから発信していく様々な素晴らしい企画群の、絶好のスタートになったと思う。パソコン用プログラムを組み込んだ初のソカCDというテクノロジー的な面だけじゃなく、今後の活躍が期待されるアーティストたちと、彼等を多いにインスパイアし、かつて誰も試みなかった方法でカリビアン・カルチャーを盛り上げてくれているCOSKEL UNIVERSITYがチームを組んだこと、それ自体が新しいと言えるだろう。すごくCOSKEL UNIVERSITYらしい、ブランドのコンセプトにぴったりな企画だと思っているよ。』
都市部に住み、ファッショナブルで、文化にコンシャスなライフスタイルを持つ若者層という、共通の支持基盤を分け合うCOSKELとCatalystの強力タッグの実現で、より広く深く、世界に向けてトリニダードを中心としたカリビアン・カルチャーを発信していくことが可能になりました。なお、CDのリリースは今春を予定していましたが、少し遅れて夏前になりそうです。9月に行う予定のファッションショーのPRの一環として、COSKEL UNIVERSITYのアイテムの各地の販売店にお目見えすることになります。NYマンハッタン、ブルックリン、さらにトリニダード、カナダといった国々でも展開していきます。詳しい取扱店につきましては、後ほど改めてお知らせします。
また、今回のCOSKEL x Catalystの契約締結は、ブルックリンのパークスロープ地区、Flatbushアヴェニュー沿いにあるお洒落なバー/ラウンジ、『Well Lounge Brooklyn』で行われました。元『Chocolate Monkey』として知られていたお店のクローズ後、コミュニティの新たなハングアウト・スポットとして生まれ変わったばかりです。オーナーも今回の我々のプロジェクトに賛同されていて、今後、各種のイベントをこのお店で行っていくことになっています。ブルックリンにはまだ足を伸ばした事がない、という方にも気軽にお越しいただける大変便利な立地です。今企画中のイベントでは、新広告キャンペーン『I am important.』の発表パーティ(ローンチング)のほか、COSKELがPR特使に任命されているカリプソのドキュメンタリー映画『Calypso Dreams』の試写会、我々と親交の深いアーティスト達を迎えたライブパフォーマンスなどを予定しています。