COSKEL UNIVERSITYの広告写真の撮影舞台裏を収めた新たなヴィデオ映像を、YouTubeにUPしました。
こちらをクリックすると見ることができます。
先日、カリビアン航空機内誌
『Caribbean Beat』に掲載された一面広告そのものの撮影風景を捉えたものですので、完成した実際の広告(下画像/クリックで拡大可)と見比べてみるとなかなか面白いのではと思います!
画像左側が広告に選ばれたもので、ここでお見せしているのは印刷原稿を元にしているものですので、色合いがインクで刷るのにベストに調整されており、パソコン画面ではちょっと黄色っぽく見えるかもしれません。右側は、最後まで候補に残った一枚です。
以前にも、同じ日の撮影で、別のロケーション(ブルックリンのウィリアムズバーグ)の映像をこちらのブログでご紹介しましたが、今回のものは、その後、場所を移動して、ブルックリンはパーク・スロープ地区で撮影したときの映像です。
約半日の撮影で、数回ロケーションをチェンジして数百枚ものショットを撮影しましたが、広告に選ばれたのはそのうちのたった一枚ということで、こうやってベストショットが撮影されるんだな〜という、その過程とスタッフのチームワークを見ていただくのも面白いかと思います。
最大の見所はやはり、Dane Gulstonによる街角でのスティールパンの即興演奏です。ただカメラに向かってポーズをとるのではなく、躍動感や楽しさを演出したいということで、実際に演奏してもらいました。この撮影は冬に行われたので当日は冷たい風に晒され、カリビアン・クルーにはとても堪えている様子でしたが、さすがはプロの演奏家、そして音楽とダンスが大好きなトリニダディアン。Dane本人もとても楽しんでいる様子が伝わってきます。
動画の冒頭でRupeeのヒット曲『Blame it to the music』をさらっと弾いてくれていますが、その気負わないさりげなさのカッコイイこと。今年2月のトリニダード・カーニバルでDaneと一緒に演奏をされた日本のパンマンの方が、まるでロックスターみたいだったと表現されていましたが、まさにそんな形容がピッタリ。すらりとした長身にちょいワルでクールな雰囲気のDaneと、繊細で華麗で、歌うような演奏のコントラストが何とも粋=COSKELではないかと思います!
スタッフのクレジット
Photographer ; Shino Covant
Pannist ; Dane Gulston
Stylist ; Kifana Holder
Driver ; Michael Sing
Creative Director ; Xolani
Art Director, Designer ; Machi
Models ; Kevon Carter and Rachelle