特定の語句を、GoogleやYahoo等のサイトで検索した結果、当ブログ『Limin in FLATBUSH』に辿り着かれたという読者の方も多いのではないかと思います。今月、2007年7月のアクセスログをチェックしてみましたところ、こんな検索ワードでいらしていただいていることがわかりました。以下、多かった順です:
1位 ソカとは
2位 ソカ
3位 カリブ料理
4位 socaとは
5位 カリプソとは
6位 トリニダード料理
7位 カリプソ天国
8位 トリニダードトバゴ カーニバル 様子
9位 SOCAとは
10位 Socaとは
…と、何やらすっかり、トリニダード・トバゴ文化センター・NY支部のような当ブログの活動っぷりが明らかになりました(爆)。
一語につき、かなりの検索数がありますので、日本でも、トリニダードのカルチャーに大いに関心が集まってきているようで嬉しい限りです。これまで、カリブの島といえばジャマイカばかりがクローズアップされてきましたが、その流れが徐々に変わってきているのを感じています。カリブにはまだまだ、知られざる素晴らしいカルチャーがあるということを、少しでも広めていければと思います。
筆者が個人的に嬉しいのは、やはり、COSKEL UNIVERSITYが一番力を入れてPRしているカリプソと、それからカリブ/トリニ料理ネタへの反響です。カリビアン・スタイルのカフェを、近い将来開いてみたいと思っているだけに大いに励みになります。
あ、念のため、7位の『カリプソ天国』は、以前に
作品レビューを書きましたが、我々一押しのカリプソのドキュメンタリー映画の日本語タイトルです。
それら以外ですと、圧倒的に『ソカ』関連が注目を集めていることがわかりました。最近日本でも耳にするソカって音楽、レゲエとはどう違うの?どこの国の音楽なの?どれがソカなの?誰が有名アーティスト?…といった疑問から、ネットで検索をかけられる方が多くおられるようです。
そこで今日は、
以前にご紹介した書籍で筆者が執筆した、『もうひとつのカリビアンミュージック、ソカ』というコラムをこちらに転載したいと思います。(本当は、文章をタイプ打ちしようとしたんですが、忍耐がないもので…画像スキャンでお許しください)
ソカ・ミュージックとは何か?については、カリプソの歴史から始まって、オールドスクール・ソカ、ニュースクール・ソカへの変遷を振り返りながら、このブログでも数回に渡って連載形式で記事を書きましたが(詳しくお読みになりたい方は
こちらへ)、こちらはその早わかり版と申しますか、書籍上の限られたスペース向けにわかりやすく端的にまとめた文章ですので、ソカについてサクッと知りたい方には役立てていただけるのではと思います。
『bounce book - DANCEHALL REGGAE STANDARDS』
TOKYO FM出版
より抜粋
(↓画像はクリックで拡大します)