さあ今年もNYはブルックリンにWining Seasonがやってきましたよ。先週末あたりから、カリビアンコミュニティの街角ではスティールバンドの音や大音量のソカ、カリプソがいつにも増して頻繁に聞こえてくるようになりました。この時期には公式、非公式合わせて無数のパーティ、コンサートが催されるので、道を歩いていてもそこら中の壁やらフェンスやらに告知ポスターが貼られまくってるのを目にします。だんだんとお祭りムードが高まってきてワクワクしますね。Flatbush在住者としては、この8月下旬が一年中で一番好きな時期です!!
今年も、ブルックリン美術館の裏庭で例年通りにいろんな公式イベントがあります。中でも金曜日のBRASS FESTは友人達もみんな行くビッグなイベントです。リラックスした野外コンサートで、トリニフードの屋台がずらりと並び、ロックフェスみたいなゆるい感じで、ビール片手に若者から大人まで和めます。ステージの一番前に行ってジャンプアップするもよし、後ろのほうでまったりワインするもよし。もちろん出演者は第一線で活躍するソカのスーパースターばかり。ちょっと今忙しいのでホントは全部のイベント制覇したいんですが、それは無理そうなので…でもBRASSだけは必ず行くつもりです!金曜日だし!!次の日土曜で休みですからね。遅くまではしゃげます。
9月2日(木):ハイチを助けようコンサート
これには仲良しのアーティストShawn Ma$tamindとKevon Carterが出演予定!あと、ハイチのダンス音楽コンパの人気バンドで筆者も好きなCarimiや、説明するまでもないですけどワイクレフも出ます。ただ、この日は個人的に夜遅くまで別の予定があるので、行けるかなあ〜。日程面で筆者には厳しいのが非常に残念。
3日(金):ブラスフェスト
上記に説明したとおりのイベントです!これは必ず行くつもり。個人的には産休開けのDestraを見るのと、あとはもちろん、今が旬、生でパラ〜ンス!が目的です。
4日(土):パノラマ と、ちびっこカーニバル
ご存知スティールパンバンドのコンテストは夕方から。お昼の時間帯、街中ではお子様マスバンドのパレードです。毎年かわいいです。
5日(日):ディマンシュグラ & ジューヴェイ
カリプソ&伝統芸能の夜。年配のトリニ人が多くてディープです。トリニカルチャーの真髄を体験したければぜひこのイベントへ。会場から少し離れたところでは、午前2時ぐらいから泥んこパレードのジューヴェイが始まります。今年はジューヴェイ行ってみようかなあ。
6日(月):レイバーデイカーニバル、マスバンドのパレード
いわゆる世間でいうところのカーニバルですね。色とりどりの衣装に身を包んだマスカレーダーたちや、巨大スピーカーを積んだトレーラーが大音量でカリビアン・ミュージックを鳴らしながら練り歩くメインイベント。NYカーニバルはトリニダディアンを中心に、ジャマイカ、ハイチ、バルバドスやアンティグア、グレナダなどのほかのカリブ諸島出身者がたくさん加わるのが特徴です。パレードのルート周辺はもうホントに人だらけになります。身動き出来ないぐらいに。
上記コンサート関係は全て、ブルックリン美術館の裏庭にあたるグラウンドで行われます。どのイベントも、別々のチケットが必要です。大体、20ドル〜40ドルぐらいが相場です。会場ゲートで入手できる当日券もあるのですが、その場合は5ドル増しですし、売り切れが心配ということもありますので、前売り券を買っておくほうが安心です。前日ぐらい、もしくはイベント当日の午後ぐらいまでには用意しておくといいでしょう。ブルックリン美術館の入り口を入ってすぐの受付カウンターで、希望のイベント名、人数を告げれば、誰でも購入できます。もちろん、全部のイベントを網羅することも可能ですし、このイベントと、あのイベントだけ行きたい、というのも可です。
ブルックリン美術館への行き方は、マンハッタンからの場合、地下鉄2もしくは3番線(赤のライン、どちらに乗っても可)、『Flatbush Avenue - Brooklyn College』行、または『New Lots Avenue』行に乗って、『Eastern Parkway - Brooklyn Museum』駅で下車して、徒歩一分ぐらいです。